群馬県に行ってきました!
こんにちは。広見校責任者、美濃加茂東校高等部責任者の村井です。
ちょうど1年前、GWを利用して、新潟に旅行に行った時のことをブログに書きました。

今年のGWは、ありがたいことに毎日予定があり、なかなか自由に動ける日がありませんでした。
しかし、今年も塾の先生として、生徒の勉強に役立つような経験をしたいと思っていました。
ということで、先日、群馬県に旅行に行ってきました!
今回はその時の様子をお伝えしようと思います!
朝ラーメン
僕はドライブが好きなので、高速道路を使わず下道で群馬県に向かいました。
今回は長野県を通るルートを選びました。かなりの山道で深夜だったこともあり、なんと野生の鹿に遭遇しました!しかも6匹も!
野生動物に気をつけつつ、約6時間かけて、最初の目的地に到着しました。

最初に訪れたのは、全国的に有名な朝ラーメンのお店「らーめん芝浜」。7:00から開店しています。
5:30に到着したのですが、なんと既に4人並んでいました。凄まじい熱量だ……!

めちゃくちゃ美味しかったです!とにかくスープがすごい!シンプルな見た目ながら出汁がすっごく奥深く、朝からでもするする食べられます。
セットのハンバーグ丼も「肉」をダイレクトに感じられて最高でした!
富岡製糸場
腹ごしらえを終え、今回のメインである富岡製糸場に訪れました。
教科書で見たものが目の前に……!この瞬間はいつも感動します。

富岡製糸場は1872年(明治5年)に作られた官営模範工場です。
これから産業を発展させようとする明治政府が、「このように工場をつくるといいよ」と資本家に見本を見せる目的で作られました。
その後の日本の製糸業の発展は目覚ましく、明治時代の後期には、世界一の生糸輸出量を誇るまでになります。
明治時代の日本の経済を支えた中心地が、この富岡製糸場なんですね。


工場の中には展示スペースがあり、富岡製糸場の歴史やカイコから絹糸を取り出すまでの流れなどが学べます。
実際に現地で見てみると新しい発見がたくさんありました。特に驚いたのは、工場の構造です。
これまでの日本の建物は、真ん中に大黒柱のような柱を立てて建物を安定させていました。しかし、工場を効率的に広く使うためには、柱が邪魔でした。
そこで、フランスから導入されたのが「トラス構造」という、三角形を組み合わせることで柱がなくても屋根を支えられる構造でした。
「当時の日本はヨーロッパの文化や技術を必死で取り入れていた」と教科書で学んだことですが、その実例が見られて感動しました!

他にも、富岡製糸場の建設秘話を聞いたり、カイコから糸を取り出す作業の実演を見学したりと、非常に有意義な時間を過ごしました。
妙義山→荒船風穴
富岡製糸場で歴史を学んだ後、次は自然に触れることにしました。
訪れたのは「妙義山パノラマパーク」。群馬県の山々を一望できます。
特に興味がそそられたのは妙義山。日本三大奇景に数えられ、ギザギザの山並みが特徴です。

では、なぜこのような奇妙な形になったのでしょうか?
かつて、噴火によって溶岩が噴き出し、凝灰角礫岩という岩の層が出来上がりました。
その岩の層は硬い部分と柔らかい部分が混ざっていたため、長い年月をかけて雨や風によって徐々に柔らかい部分が削られていき、現在のようなギザギザの形になりました。
新しく見るものに対して「なぜこうなるの?」と思って、調べて、納得する。この過程も旅の醍醐味です!

群馬県の名産に舌鼓を打ちつつ、次に訪れたのは「荒船風穴」。
ここは富岡製糸場で使用されるカイコの卵の保存場所として利用され、世界遺産(富岡製糸場と絹産業遺産群)の一部として構成資産に認定されています。

なぜ荒船風穴でカイコの卵が保存されていたのか。その理由はカイコの習性と、荒船風穴の特徴にあります。
カイコは通常、春に孵化して年1回しか繭を作らないため、限られた時期しか絹糸を取れませんでした。
現在では冷蔵技術を使って卵を冷やして保存することで、時期をずらして孵化させ、1年中絹糸を作ることができます。
しかし、当時はもちろん冷蔵庫がなかったので、自然の中で卵を冷やす必要がありました。
そこで活用されたのが、この荒船風穴です。
そこで使われたのが荒船風穴です。
この場所は1年を通して1℃〜5℃と非常に気温が低く、卵を休眠状態で保存するのに最適でした。

この場所はかつての火山活動により、大量の岩が深く積み重なっています。
冬になると、冷えた空気が積み重なった岩の間に流れていき、岩が凍りつくほど冷やします。
夏になっても、暖かい外気がその冷え切った岩の間を通ることで冷風となり吹き出すため、1年を通して気温が低いまま保たれるという仕組みです。
歴史と地学を一度に学べる、非常に贅沢な体験でした!
伊香保温泉→草津温泉
群馬県といえば、温泉は外せません。
まずは伊香保温泉に行きました。

伊香保温泉は「黄金の湯」とも呼ばれ、鉄分を多く含んだ独特の色合いと香りが特徴です。

そのお湯を飲むこともできる場所があり、試しに飲んでみましたが、これがすごい!!
鉄臭さと酸っぱさのインパクトが凄まじく、思わず顔が歪みます。
あえて表現するなら「雨上がりの公園の鉄棒」……とにかく訳の分からない味でした!
(後で調べてみると、日本屈指の「まずい飲泉」で有名とのこと。知らなかった……)
ここでは、源泉地に近い「伊香保露天風呂」に入りました。

扉を通るとすぐに湯船があり、壁際に簡易的な脱衣所があるだけ。洗い場はありません。
ただ温泉だけを楽しみたい!というストイックな人向けでしたね。
ここは温泉街からかなり離れた山奥にあるので、まさに秘湯という趣で良い体験でした!
2日目は早朝4時に起きて、草津温泉に行きました。
草津温泉は日本三大名湯に数えられる、言わずと知れた有名な温泉地です。

草津温泉といえば湯畑。熱々の温泉を冷ますため、木製の樋に流しています。エメラルドグリーンのお湯が流れる様子は圧巻です!
草津には共同浴場という、地元の方に向けた無料の温泉があります。
その一部が観光客にも開放されているので、今回はそこにお邪魔しました。

草津温泉は日本屈指の酸性の強さで有名です。触ると肌がぬるぬるになり、古い角質を流してくれる、嬉しい効果があります。
しかし、それ以上に驚いたのは、温泉の熱さ!
温度はなんと45℃〜49℃!入った瞬間、刺すような熱さが襲い、全身に痛みを感じるほどでした!
これも後から調べてわかったのですが、早朝は非常に温度が高く、昼頃から常連さんなどが湯もみをして温度を下げるのだそうです。
僕はオープン直後の5時に行ったので、熱さがマックスの時に入ってしまったんです。
しばらくお湯に浸かっても全然慣れない!ずっっとあっっつい!!
大泥棒の石川五右衛門は処刑の際、釜茹での中で辞世の句を詠んだと言われていますが、自分には短歌はおろか、言葉を考える余裕すら一切ないほどの熱さでした。
たまらず2分ほどで出てしまいましたが、一緒にいたお爺さんは、涼しい顔で何分も入っていました。これがプロか……
リラックスには程遠かったですが、旅の思い出としては最高でした!
まとめ
草津温泉を後にし、日本三大うどんで有名な水沢うどんを食べました(群馬県、三大〇〇が多すぎる……)。

その後、行きと同じく高速道路を使わず、7時間ほどかけて岐阜に帰ってきました。
今回も最高の旅でした!
明治時代の人々の営みに触れたり、大自然が生み出した芸術的な景勝を眺めたり、天然の冷蔵庫の仕組みを学んだり……
思えば、自分は旅を通して「生きた経験」を得て、それを生徒に伝えたいのかもしれません。
歴史、地理、生物や地学。教科書の知識であれば、授業の中ですらすらと説明できます。
ただ、その授業で自分が体験した「生きた経験」交えてを話せば、ほんの少しだけ、生徒の記憶に残るのではないかと思うのです。
その影響がわずかだとしても、生徒が自分の話を面白そうに聞いてくれて、それが勉強への興味に繋がるのであれば、今後も旅を続けようと思います。
もちろん自分のための旅でもあります!群馬県の自然と美味しいものに出会えて、楽しかったです!
気分もリフレッシュできたので、ここから精一杯指導していきますよ!
