小学生の速さの単元で対話式授業の重要性を再確認

小学生は「速さ」と言う超大切な単元に入りましたね。

 

先日、ちょうど授業で教えていて、これこそ対話式の授業で確認しながら進めること必須!と感じたので、今日はそのことについて書きたいと思います。

 

速さは「は・じ・き」の前にやることがある

 

速さには有名な公式「は・じ・き」がありますよね。僕のような「考えること」にうるさい塾講師は、「は・じ・き」当てはめ系の練習は後回しです。

 

僕「 時速とは何?」

 

生徒「1時間当たりに進む道のりです」

 

僕「時速50kmってどういう意味?」

 

生徒「1時間に50km進むと言う意味です」

 

僕「では2時間だったら、何倍進む?」

 

生徒「2倍!」

 

僕「2倍だったら何kmになる?」

 

生徒「100km!」

 

僕「今どういう計算した?言葉で言って」

 

生徒「速さ×時間は道のり!」

 

みたいなことを本当にやっていきます(こんなにスムーズにいきませんが、笑)。「は・じ・き」当てはめるより、頭を使っている様子はわかってもらえたかと思います。しかし、速さの意味の授業なんて、まともな塾ならどこでも説明はしてるんですけどね。

 

大切なのは少人数で確認していくこと

 

考える授業って、いくらうまいこと説明しても、あまり意味がないんですよね。大切なのは、生徒自身にあてて発言を促すこと。それを聞いて、他の生徒がいろいろ考えを巡らすこと。これでようやく本当の考える授業になるんですね。大勢に一方的に説明するとなると、「公式覚えさせてそれを練習して運用できるようにする!」と言う授業になりがちです。

 

「1時間で50km進むから、2時間では?3時間では?はたまた30分では?」

 

こんな質問、何度したかわかりません。角度を変えて、20回以上質問しました。少人数なら全員が当てられて自分の考えを話します。みんな間違えてドっと笑が起きながらも、考えて考えて、段々と間違えなくなるわけです。

 

そのうち

 

「塾長!ちょっと待って、考えたい」

 

と言い始めたら、もう大丈夫。「は・じ・き」当てはめの何倍も楽しくなってきます。

 

最終的には「は・じ・き」に当てはめてもよい

 

理解ができたら、最終的には「は・じ・き」に当てはめてスピーディに解けるようになってもいい。テストの点も大切ですからね。しかし「1時間あたりの進む距離を2時間なら2倍、3時間なら2倍して道のりになる」と言うことを考える機会はあった方がいいですね。

 

1:6の少人数授業にしてから、生徒の力を伸ばせる工夫がどんどん出来るようになりました。この子達が中学進学後にどうなるか楽しみですね。

 

(以下、少人数授業についての別記事です)

少人数の集団授業ってやっぱりいいな