「学力低下だ!課題増やしたろ!」それじゃ学力上がりません

最近、塾としても親として、よく見聞きするのは・・・

 

「学力が低下してるから、課題を増やす」

 

ということです。塾だけでなく、学校でも学力低下の危機感から課題(宿題)が増えることがよくあります。しかし「これではまったく問題の解決になってないよ!」という話を書きたいと思います。

学力低下しているところに課題を増やしも学力が上がらない理由

 

これは簡単で、課題を出しても、その課題を生徒達が自力で解けないからです。もしくは、解けそうでもやらない(サボるとも言う)からです。

 

そもそも課題を出して成果が出るのは以下のようの特殊(!)な状況のときだけです。

 

● 生徒本人も危機感を持っている

● その上でやれば7割くらいは解けて残りの3割は答え見たら理解できるレベルの課題

 

しかし、学力低下を心配するときは、こういった子達ではない子達の学力を心配しているんですよね。解けもしない子や解こうとしていない子に、いくら課題を増やしても、決して学力は上がることはないのです。

 

簡単な一つの解決方法

 

これを解決するための簡単な方法の一つは、塾でも学校でも、授業内に十分な演習問題の時間を取ることです。つまり一般に家庭学習に任せるところをしっかり指導者の目の前でやってもらうと言うことです。例えば「学校の先生の中にも、学校のワークを授業中に扱う方がみえる」という話を塾生から聞くことがあります。すると、明らかにその教科の出来がいいんですよ。

 

もちろんGIFTもこの方針で運営しています。課題(宿題)と言うのはかなり特別な子(まさにそれを自分で扱えるレベルの子)にだけ出すものです。ほとんどの子や入門者は、まず塾で僕らの見ているところでしっかり演習をやってもらいます。そして、間違えた問題はやり直してもらって、僕らがチェックしていきます。

 

課題(宿題)を出す塾は無意味なのか?

 

そうとは言い切れません。塾の場合は、最初から「これくらいの課題(宿題)を出しますよ」と宣言しているところがほとんど。入塾するということは、それを納得して通うと言うことです。課題(宿題)を出す塾さんは、家庭での課題(宿題)までをしっかりやって定着させて成績アップという計画なのです。だから、そういう塾に通っているのなら、塾から出る課題(宿題)は絶対にやって欲しいですね。そのような塾さんにおいて、宿題がやれないのなら、絶対に成績が上がることはありません。(いかなる理由であっても)宿題がやれないのなら、その塾をやめた方がいいです。

 

宿題は適量で、機能していれば効果はあります。ただ、闇雲に量を増やしていくのは解決にならないですよ、と言うことです。

 

宿題のないGIFTはぬるい塾なのか?

 

逆ですよ。家でやる宿題は、いろいろ言い訳してやらずに行けたりするじゃないですか。しかし、GIFTのように講師の前でやったら、しっかりやるしかありません。何度も言っていますが・・・「演習日という問題解く日を設けて、従来の塾さんが宿題に出すようものを講師の前でやってもらっている」というだけのことなのです。僕は、この方が確実に成果が出ると思っていますし、「そういう感じなら、塾に行ってがんばる!(=やる気出た!)」と言う子がまだまだたくさんいると思っています。

 

僕らは従来の塾の問題点を解決するつもりで、新しい指導を実践していきますからね!

 

まとめ

 

結局、学力低下というのは「生徒が理解していないことを理解し、覚えていないものを覚えて、その上で問題が解けるまでやる」しかないわけです。いくら課題の量を増やしても、このことが達成されないのなら、学力アップは無理なんですよね。

 

「なぜ学力が低下しているのか?」

 

この理由を考え、それが解決できる方法で対処していきたいですね。